女優の釈由美子が２３日に更新したブログで、愛犬が旅立ち、「いつも、お風呂の中で声を殺して泣いています」と喪失の悲しさをつづった。

　釈は「帰宅し、息子を寝かしつけたあとは　いつも放心状態です。。ふっと気を抜くと涙が止まらなくなるから　いつも、お風呂の中で声を殺して泣いています」と投稿。

　その理由について「１月１２日。舞台初日公演のまさに本番中に　愛犬のはるが天国に旅立ちました」と記した。「公演終わりに家族から電話で報告を受けたときは　初日の興奮から一気に時間が止まったように感じました。最近の様子から　もう長くないのは覚悟していましたが　その夜、眠るように穏やかに息を引き取ったそうです」と愛犬の最期の様子をつづった。

　釈は「突然のことで現実を受け止められないまま最後のお別れをし　一睡もできずに翌日も変わらず舞台に立ちました。１５年共に過ごしてきた大切な家族とのお別れでも　その悲しみに蓋をしてお芝居をしなくてはいけない。俳優というのは　つくづくシビアな仕事だと痛感しました」と悲しみのさなかでも演じなければいけないつらさを投稿。

　しかし、仲間からの支えもあり、「崩れ落ちそうなとき　カンパニーのみんなの笑顔に支えられて踏ん張ることができました。一期一会の素晴らしいご縁に感謝しています。出逢いがあれば必ず　別れもある　わかっていることだけれど　なんだろ、、やっぱり寂しすぎるね」と締めくくった。