【The LDH Times】THE RAMPAGE・長谷川慎 原点回帰 光の道筋切り開く

 THE RAMPAGE・長谷川慎(23)がデビュー5周年を迎えて、原点回帰した上で成長をかみ締める。25日にリリースした4thアルバム「RAY OF LIGHT」に収録のダンストラック「PERFORMER’S D.N.A.」のミュージックビデオでは、結成当初の振り付けを初心に返って披露。目には見えずとも、身にまとったオーラを自信に変えて踊り続ける。

  ◇  ◇

 -25日にリリースした新アルバム「RAY OF LIGHT」のコンセプトは。

 「5周年のタイミングで、すごいメモリアルなアルバムになりました。光線という意味ですが、20年と21年は光と闇で例えると闇で、世間的にも暗くて。その中でオンラインライブとかできることをやってきて、暗闇の中を模索している感じで。22年は光の道筋を僕らで切り開いて、世の中を明るく照らしつつ光の先陣となって突き進んでいくという意味が込められています」

 -お気に入りの曲を挙げるなら。

 「やっぱり表題曲の『RAY OF LIGHT』ですね。MVは地方のトンネルを丸々使って。中に並べた海外のオシャレな車の上で、ミュージカル映画みたいに踊ってます。車の上はツルツルでめちゃくちゃすべって、想定とは違ったので苦戦しました。監督は今までにもすべるシチュエーションがあって、その時はコーラをかけて乾かすとすべらなかったらしく、試したんですけど、うまくいかず。最終的に風呂を洗うスプレー洗剤を車に塗って、こすって乾かすと、すべらなくなって。靴の裏にはすべり止めシートも貼って、ようやく踊れるようになりました」

 -収録曲「PERFORMER’S D.N.A.」は、パフォーマーのみのMVに。

 「パフォーマーだけのMVは3rdシングルまでは入れてましたが、5周年に原点回帰の意味も込めて、久しぶりに入れました。このMVの衣装は僕が提案させてもらい、RAMPAGEの勢いを表現したくて、赤いセットアップのスーツにしました。EXILEさんが『PERFORMER’S PRIDE』のMVで黒スーツのセットアップだったので、EXILEさんっぽさも含めて。頭のシーンでは、デビュー前の映像にも残ってないような振り付けを引っ張り出してきました。初心の気持ちに返って。過去イチきついくらいに踊ってます」

 -5年の歩みを振り返って、成長を感じる部分は。

 「目に見えないんですけど、メンバーそれぞれのオーラみたいなものとか、アーティストでいる意識が、個人としてもグループとしても変わったなと思います。メンバーの言葉も、昔から感謝の気持ちやLDHアーティストとして、ラブ、ドリーム、ハピネスを伝えることを分かった上でしゃべってはいたんですけど、よりしっかりと気持ちを乗せられるようになりましたし。グループとしての夢を掲げて、そこに向かって16人で頑張っていこうとなっているので、意識がすごい変わってきました」

 -ソロ活動で取り組む俳優業の魅力は。

 「LDHの先輩方を見てきて、マルチに活動されてる方が多くて。パフォーマーとプラス、モデルや本を出されたり。僕も今は若いですけど、年を重ねてガタがきて踊れなくなったとき、自分に何が残るか。今のうちから他のプラスアルファを身につけておかないと、アーティストとして死んじゃうなと思って、お芝居に挑戦させていただくことになりました。今のうちから少しずつ自分の武器にしていこうと思ってます。昨年は連ドラや舞台をやらせてもらいましたし、今は結構、点を打てているので、主演をやりたいとか欲がどんどん出てきてます」

 -今後挑戦したいことは。

 「ツアーの時に着るグループのサポートウエアがあって、そのデザインを僕と(後藤)拓磨の2人でディレクションさせてもらっています。僕はデザインができないので、頭の中にあるものをアウトプットして伝えて、形にしてもらう作業で。それを今までやってきて、自分で形にできた方が早いなと。『RAMPAGEのファッション担当は慎と拓磨だね』となっていますし、アートとかデザインのことをもっと勉強して、自分の頭の中を自分で落とし込めたらいいなと思っています」

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