松坂大輔氏「報ステ」スポーツキャスター就任「分からない」「初めて」楽しみ

 横浜高校やプロ野球・西武、大リーグ・レッドソックス、WBCや五輪の日本代表などで活躍し、昨季で引退した“平成の怪物”松坂大輔元投手(41)が、テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜、後9:54)でスポーツキャスターに挑戦することが29日、分かった。2月1日から出演し、野球解説者としてのキャリアをスタートさせる。

 松坂氏は日米両国からの出演を予定しており、日本からはプロ野球や侍ジャパン、高校野球を、米国からはMLB情報を伝える。

 松坂氏のコメントは次の通り。

  ◇  ◇

 自分が『報道ステーション』のキャスターになるなんて想像もしていませんでしたし、正直なところ『報道ステーション』に出演している自分をまだイメージができないですがそれも含め、これから起こるであろう《分からない》、《初めて》を楽しみにしています。

 現役選手ではなくなり、立場が変わったことで、野球の試合ひとつを取っても《今まで見えていたこと》に対する感じ方や、実際の見え方が間違いなく変わると思っています。その変化を感じ取り、それを視聴者の方々にも伝えられるよう努力する事で自分自身の勉強にもなると思っています。

 また、日本とアメリカを行き来する生活も生かし、日本に伝わりきれてない情報などを視聴者の方々がより深く知ることができるよう、お手伝いができたら…と思います。全てが初めての事で楽しみにしていますが、しばらくは温かい目で見守って頂けたらと思います。

 『報道ステーション』のスポーツキャスターといえば、松岡修造さんのイメージがあります。松岡さんはどの競技、どの選手に対しても同じテンションと情熱をもって、その素晴らしさを伝えている方。同じようにはできないですが、僕も競技や選手、スタッフの方々に対してリスペクトをもって接していきたいです。僕自身、実は色々な競技にも興味があるので、『報道ステーション』をフル活用して野球以外の競技、それに関わる人たちのことも学び、新しい情報として視聴者の方に伝えられるようになれたらいいなと思っています。

 メインキャスターの大越健介さんとは、引退試合の日に『報道ステーション』の中継でお話させていただきましたが、物腰が柔らかくて話しかけやすい雰囲気を持った方だと感じました。『報道ステーション』は報道番組でもありますし、大越さんをはじめ皆さんのお力を借りながら、スポーツ以外のところにも興味を持っていきたいです。

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