ラジオ関西 神戸三宮「サテスタ」3月末で使用終了 ばんば、堀内孝雄らで特別番組
神戸市の三宮地下街「さんちか」にあるラジオ関西の「さんちかサテライトスタジオ」が3月末で使用終了されることが1日、わかった。通称「サテスタ」として1967年から多くのアーティストらが出演してきたが、三宮再整備計画を受けて55年の歴史に幕を閉じることになった。
終了に伴い、3月7日から11日まで、同スタジオにゆかりのあるパーソナリティーによる特別プログラム「ありがとう さんちかサテスタ『さんちかTime goes on』」(後1・37)を放送する。パーソナリティーは月曜(7日)・原田伸郎、火曜(8日)・ばんばひろふみ、水曜(9日)・堀内孝雄、木曜(10日)・イルカ、金曜(11日)・もんたよしのり。すべての曜日のアシスタントパーソナリティーは増井孝子。
ばんばは「ぼくにとってサテスタの一番の思い出は、1974年4月から1年間、土曜日のお昼に放送していた『バンバン・タカコのサテライトスペシャル』です。まだヒット曲がなかったバンバンの『冬木立』を、『この曲は絶対売れる!』と毎週のようにオンエアし、ときには生演奏もしました。売れなかったんですけどね(笑)」と振り返った。
そして、「でも、翌75年に『いちご白書をもう一度』がヒットした背景にはあの番組があったと思います。さんちかサテライトスタジオはまさに当時の若いミュージシャンの登竜門でした!その時のパートナー・増井孝子さんとは震災後から現在まで毎週『ばんばひろふみ!ラジオDEしょー!』をオンエアしていますが、ふたりでもう一度サテスタから放送をお届けできるのが、とてもうれしいです」と思いを明かした。