鎌倉殿「頼朝は器じゃねえ」北条が怖い本音を連発!源氏を神輿利用、天下まで辛抱 後の歴史が物語る

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は6日、第5回「兄との約束」が放送され、平家討伐を掲げて挙兵した源頼朝(大泉洋)が、平家方の大庭景親(國村隼)らの大軍とぶつかった石橋山の戦いが繰り広げられる中で、後に鎌倉幕府150年の実権を握る北条家の本音が描かれた。

 大軍の前に惨敗した頼朝は、洞穴で「お前たちのせいだ!北条を頼ったのが間違いであったわ」とぶちまけた。父北条時政(坂東彌十郎)が立ち上がりかけると、義時(小栗旬)が冷静に父の手を抑えて止めた。

 義時と2人になると、時政は「あいつは大将の器じゃねえぞ」と語り、敵に降伏するのも一案とし「どうする?頼朝の首持って行きゃあなんとかなるじゃねえのかな」と語った。ここでも義時に止められ、父は「忘れてくれ」とつぶやいた。

 ここまで命を狙われていた頼朝をかくまい、平家憎きを語って挙兵の中心となった兄宗時(片岡愛之助)も、弟に「俺は実は平家とか源氏とかどうでもいいんだ」と告白し「俺はこの坂東を俺たちだけものにしたい。西から来た奴らの顔色をうかがうのはまっぴらだ。板東武者の世を作る。そのてっぺんに北条が立つ」と夢を語った。

 そのうえで「そのためには源氏の力がいる。頼朝の力が、どうしてもな」と神輿に乗せる頭領として源氏の名が必要だと本音を語り、「だから、それまでは辛抱しようぜ」と分かり合った。

 後の歴史が物語るこの台詞に、ネット上でも「これがこの時代の武士の本音」「北条家にとっては源氏はお飾りってことだな」「実は北条の天下の布石に過ぎないとは」「頼朝が天下取った後に北条家が乗っ取る感じになったのか、兄上のあのセリフで納得」「亡き兄の遺志を継いで板東武者の世を築いていくのですね」「北条が天下をとるフラグは兄上だったか」と納得するコメントが集まっている。

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