高梨沙羅ら女子5人失格「スッキリ」現役選手「陰謀論考えてしまうくらいの数」強豪国多いと
ソチ五輪スキージャンプ団体銅メダルの竹内択選手が8日、日本テレビ「スッキリ」に出演。7日の北京五輪・スキージャンプ混合団体で、日本の高梨沙羅ら女子5人が規定違反で失格となった件について解説を行った。
竹内選手は、「スーツに対してのルールは抜き打ちで行われる。誰がチェックされるのかは飛んだ後でないとわからない。ランダムチェックです」と解説。さらに「計り方が難しい。計る人によって変わってくる」と説明した。
「ワールドカップで何十試合も戦っているところでそういう失格がなかったのに、いきなりオリンピックで厳しくなった印象」と指摘した。
選手も気を使っているため「自分の感覚でも、これは大丈夫だなと、触ってても着ててもわかるものなんです。その中での今回の失格は、僕の中でも腑に落ちないし、疑問が浮かぶところ」とした。
竹内選手は、各国ともルールのギリギリを狙ってくるとしたうえで「ただ今回のは、勝手に陰謀論とかを考えちゃうくらいの失格者の数。本当にメダルを狙える強豪国」と指摘し、「国技でスキージャンプに予算をさいている国もあるので、これは結構、物議を醸すのではと個人的には思います」との見解を述べた。