葛西紀明氏、高梨沙羅失格に「大問題になる」「ルール改正しないと」
スキージャンプ界のレジェンド・葛西紀明氏が8日、フジテレビ系「めざまし8」で、弟子でもある北京五輪金メダルの小林陵侑にインタビュー。前夜行われた混合団体の高梨沙羅の失格に「これは大問題になると思う」との思いを明かした。
番組では、師匠・葛西氏が小林に直接インタビューする様子を生中継で放送した。
最初はノーマルヒルでの悲願の金メダルについてのインタビューだったが、後半になると「聞きにくい質問だけど、昨日の混合団体、初めての競技でどんな印象?」と質問。小林は「1人失格者を出してしまったけど、それをカバーしようとみんなパフォーマンスに集中できた」と振り返った。
これに葛西氏は「昨日の夜から今日の朝にかけて、相当これは大問題になるポイントだと思うし、これはルール改正しないとダメだと僕も強く思った」との思いを吐露した。
葛西氏は前日も会場で混合団体の試合を見ており、「めざまし8」では、その時の葛西氏の感想も紹介。試合開始前は「ワールドカップでも上位に食い込んでいる4人、力的にも結構上、メダルは間違いなく取れるメンバー」と期待を寄せていたが、1人目の高梨の失格を知り「こっちに来てやせてしまったり、うまくトレーニングできなかったりとかで、太もものサイズが小さくなったりすることもあるので、そういったところが引っかかってしまったんじゃないか」とコメント。
結果4位まで巻き返したことに「最後までみんな、力を出し切って巻き返した。これを教訓に4年後、リベンジしてもらいたい」とも話していた。