坂上忍 羽生の精神力に感嘆「僕なんか最初のカンペ読むのかんだだけで」
フジテレビ系「バイキングMORE」が9日、北京五輪で94年ぶりの五輪3連覇を狙う羽生結弦が8日の男子ショートプログラム(SP)で冒頭の4回転サルコーが1回転となるミスで8位と出遅れたことを詳報。MCの坂上忍が、見事にそこから立て直した演技を、自身の失敗に置き換えて感嘆した。
前に滑った選手が作った穴に引っかかり、合計14点超が望める技が0点に。致命的なミスとなったが、羽生は崩れなかった。
その後の4回転-3回転の2連続トーループのジャンプを華麗に決めるなど高い技術を見せ続けた演技に、フィギュアスケート元五輪代表・村主章枝氏は「通常アクシデントが起きてしまうと、どうしても2個目のジャンプなどはスピードが落ちてしまったり固まってしまったりということで素晴らしいジャンプが跳べないんですけれども、流れのある完璧なジャンプを跳ばれているので、その辺はやはりさすがの精神力というか立て直し力というか、ホントにさすがだなと思いました」と改めて感心。
坂上も「いつも思うけど、出だしの大事なジャンプで失敗したら、もうその後モチベーションなんか上がんないんじゃない?って思っちゃうんですよ。僕なんかバイキングのオープニングで最初のカンペ読むのかんだだけでね、もう3時間ブルーな気持ちになってるのに」と、自身に置き換えてひたすら感心。
お笑いコンビ、おぎやはぎの矢作兼に「すごい落ち込んでるよね」と“証言”されると「まあ全然レベル違うんだけどね」と恐縮していた。