ＮＨＫ「あさイチ」は１０日、番組途中に北京五輪男子フィギュアフリーに出場する羽生結弦の直前練習を中継したものの、中継時間には羽生の練習が終わってしまっているというアクシデントで、華丸大吉も「どうりでスタッフさんがバタバタと」と驚いた。

　この日の「あさイチ」は「ＤＥＥＰジャパン・埼玉」として、埼玉県を特集したが、冒頭に中村慶子アナウンサーが「８時４０分すぎに羽生結弦選手の本番直前の練習の様子をお伝えします」と、「あさイチ」では異例の練習中継を伝えると告知していた。

　そして午前８時４３分。中村アナが「ここで羽生結弦選手の様子、気になりますよね。直前練習が行われているんですかね。様子を見てみましょう」と北京のフィギュア会場に画面が切り替わったが、そこには羽生はいない。

　すると中村アナは「…。あ、実はもう羽生選手、帰ってしまったと…いうことですね」とすでに羽生は練習を引き上げてしまったと説明。これに華丸大吉は「道理でスタッフさんたちがバタバタしてるなと」と苦笑いだ。

　そしてゲストとして迎えたフィギュアスケーターの無良崇人が登場。無良は別室で羽生の練習は見ていたといい「イレギュラーに早く上がってぼくとしてもびっくり」とコメント。

　羽生の様子については「一つ一つ技の確認はできていたので、大丈夫だとは思うが、ちょっとどうしたのかな？と驚きな部分が…」と言うと「基本的には自分の曲が流れるので、そこで練習するはずなんですが、早く上がっているので、前日に右足を転倒しているので、不安が…という報道がちょっと出ていたので、そこは関係あるのかな」とも語っていた。