１１日の北京五輪・スノーボード・男子ＨＰの中継番組に、ソルトレークシティ、トリノ五輪に出場した中井孝治氏が解説で出演した。

　平野歩夢の大技「トリプルコーク１４４０」に関して、「トリプルコーク」＝「コーク軸で３回転」、「１４４０」＝「１４４０（度）を３６０で割ると４回転」であると解説された。

　中井氏は「縦１回転と横１回転がミックスされたような軸が『コーク』というので、この『コーク軸』で３回まわって、残り横１回転も入って合計４回転ということです」と説明した。

　ここで酒匂飛翔アナウンサーが「これを立体的にお伝えしたので。画面の手前にある『どーもくん』、中井さんの所まで出張してください」と言うと、スタッフがスタジオの離れた場所にあったＮＨＫキャラクター人形を中井氏に渡した。

　中井氏は人形を持って「僕の手が壁だとして、上に上がっていって抜けます。コーク軸斜めで３回って、最後スイッチスタンスで着地をする。最初に抜けて壁から飛び出して１８０まわって、ここで（コーク軸で）３回まわるんです。最後、着地を合わせるのに残りの１８０も使うので、横１回転が入って、合計４回ってことなんです」と実演した。

　ネット上では「わかりやすい」「どーもくんさんを使った技の解説ｗ」「どーもくん解説のおかげで良くわかりました」「どーもくんをクルクルする中井さん、最高だわ」「どーもくんで説明する中井さんも可愛かった」と反応するコメントが相次いだ。