なにわ男子・道枝駿佑&福本莉子 映画「セカコイ」W主演 号泣必至、恋人役再タッグ

 映画「今夜、世界からこの恋が消えても」でダブル主演する福本莉子(左)と道枝駿佑 
原作書影
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 なにわ男子の道枝駿佑(19)と、2016年東宝シンデレラグランプリの女優・福本莉子(21)が映画「今夜、世界からこの恋が消えても」(7月29日公開)にW主演することが11日、分かった。道枝は映画初主演となる。19年の電撃小説大賞受賞作である一条岬氏の同名小説の実写化で、眠りにつくと記憶を失う実在の難病「前向性健忘」を患うヒロインを福本、献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持つ主人公を道枝が演じる。

 道枝と福本は昨年10月期に放送されたテレビ朝日系ドラマ「消えた初恋」で同級生役として初共演した。次世代を担うフレッシュなコンビが、再タッグで号泣必至のラブストーリーを紡ぐ。

 透(道枝)はクラスメイトに流されるまま、同級生の真織(福本)にウソの告白。偽りから始まった恋だったが、いつしか強くひかれ合っていく。1日ごとに記憶を失ってしまう病を打ち明けた真織のために、透が仕組んだ“作戦”とは-。

 「461個のおべんとう」(20年)や「99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE」(21年)などの映画に出演してきた道枝は、念願の映画初主演に「不安もありつつ、楽しみもありつつ、クランクインを迎え、いよいよ動き出したなという気持ちです」と初々しく語った。

 「世界の中心で、愛をさけぶ」(04年)や「君の膵臓をたべたい」(17年)に続く恋愛映画の金字塔として期待がかかるが、「『セカコイ』が十代最後の映画になるので、十代を締めくくれる、自分のターニングポイントとなるような作品になればいいなと思いますし、この映画を経験して、役者として一回りも二回りも成長したい」と気合十分だ。

 福本は「透くんとの関係性が大事になってくるお話なので、共演したことのある方で良かったな」と道枝への信頼を明かし、「一日で記憶がリセットされるという難しい役で、不安も大きいのですが、頑張らなきゃなという気持ちでいっぱい」と意気込んでいる。

 監督は「僕等がいた」(12年)など恋愛映画の名手・三木孝浩氏(47)が務める。

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