村主章枝さん 羽生結弦「リンク穴」30個くらいあったのでは 直前2人は計5回トウと

 冬季五輪に2度出場した元フィギュアスケーターの村主章枝さん(41)が13日、TBS「サンデー・ジャポン」に出演。北京五輪で世界初のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑んだ羽生結弦(27)に拍手を送った。

 共演者から羽生がSPで不運に見舞われた「リンクの穴」について聞かれると、村主さんは「2グループ滑ったら整氷しなければいけないルールがあって、整氷の際に、穴埋めってのもするんです、氷を持ってきてペタペタと」と説明した。

 今大会の男子SPでは、1グループ目と2グループ目、3グループ目と4グループ目の間に整氷しており、羽生の4グループ目の前で整氷されていると指摘した。

 そのうえで「一般の方々は穴ってできるの?穴って何?と思われた方も多いと思うんですけども、トウジャンプというつまさきをつくジャンプをすると穴が空くんです」と解説した。

 「昨晩、いったい、どれくらい穴ができていたのかなと」と推計してみたとし、「羽生選手の前の2人の演技者は合計で5回ついてます」と計算し、6分練習はテレビカメラですべてを見ることができないが「みなさんが4回づつとかついてたら」として、「多くて30個くらいリンクに穴ができていたかなと思う」と語った。

 「みなさんは30個と聞いて、どう感じられるか」と話し、リンクは広いとの指摘があると、「穴ができる場所というのもだいたい固まっているので、真ん中でジャンプを飛ぶ方は少ないので、だいたい四隅の方に」と説明していた。

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