桂文枝 「笑点」で円楽の代役・桂文珍を称賛「かき回しながら溶け込んだ」
落語家・桂文枝が14日、ブログを更新。脳梗塞で療養中の三遊亭円楽に代わって、桂文珍が出演した13日の日本テレビ系「笑点」を視聴したことを明かした。
文枝は「弟弟子にあたる文珍師の初登場ということで感心も得心もした」とつづると、ベテラン落語家が鎮座する長寿番組について「大喜利でいろんな答えを答えられるのは噺(はなし)家にとってはなんでもないこと。あの番組で難しいのは、いかにみんなに溶け込めるかと、答えの前後でどう面白くできるか。司会者につっこませるようにできるか」と“対処法”を解説。
「もうチームワークが出来上がってるから、そこへかき回しながら溶け込んだ文珍師はやはりハナマル。良かった。上方落語ここにあり」と代役を務め上げた弟弟子を称賛した。
ほかの落語家のネタや自身の落語もあまり見ないという文枝は、9日のブログで「「いま面白いなぁと見るのは弟弟子の文珍師かなぁ」と明かしていた。