平野歩夢2本目と3本目の違いはスピードと着地 フジ「めざまし8」が分析
フジテレビ系「めざまし8」で14日、平野歩夢が金メダルを獲得したスノーボード男子ハーフパイプが特集され、同じルーティンながら点数に差のあった平野の2本目と3本目の滑走の比較をAIなどを駆使して行った。
平野の滑走の得点は2本目は91・75、オーストラリアのスコッティ・ジェームズを0・75下回っていた。平野自身「納得いってなくて」と振り返るほどで、会場でもブーイングが出ていた。
中継の解説も務めたプロスノーボーダー・中井孝治氏は、3本目で直線的にドロップインしている点に注目した。番組は「ライブリッツ株式会社」の分析で、冒頭のトリプルコーク1440の助走スピードは2本目が50・6キロだったのに対して3本目は51・4キロだったと伝えた。
さらに3本目では着地もきれいに決まっていたため続くキャブのダブルコーク1440の助走スピードは2本目の49・4キロに対して3本目では52・2キロ。結果的にジャンプの高さが4・83メートルから5・42メートルに伸びたと分析した。
谷原は、中井氏の「泣くつもりはなかったけど、泣いてしまった」という言葉に感激したと告白。「日本のスノーボード界のレジェンドにとってもすごく大きな一歩だったんだなと伝わってきて、本当に感動しました」と思いを伝えた。