嵐の二宮和也（３８）が、４月期のＴＢＳ系ドラマ「マイファミリー」（日曜、後９・００）に主演し、女優の多部未華子（３３）と１５年ぶりに共演することが１４日、分かった。４年ぶりの連続ドラマ出演で娘を誘拐されてしまうゲーム会社の社長を演じ、妻役の多部と夫婦で誘拐犯に立ち向かう。

　２００７年の「山田太郎ものがたり」で主人公とヒロインを演じた二宮と多部が、１５年ぶりの共演で最強夫婦となる。

　時代の寵児（ちょうじ）と呼ばれるゲーム会社の社長（二宮）とセレブ妻（多部）が、娘を誘拐されたことによって数々の試練に直面していく。友人や警察らの人間模様を交錯させながら、夫婦で力を合わせて誘拐犯に迫るオリジナル作品だ。

　これまで「ＴＯＫＹＯ　ＭＥＲ～走る緊急救命室～」などを手掛けてきた脚本担当の黒岩勉氏は「なんともやるせないニュースばかり。そんな今だからこそ、すべてを投げうって子供のために戦う大人が見たい。最強夫婦とその仲間たちがきっと叶えてくれます」と約束。エンタメ性の高い物語の中に家族の絆を色濃く塗り込んでいく。

　二宮の連ドラ出演は、１８年に今回と同じＴＢＳの看板枠・日曜劇場で主演した「ブラックペアン」以来、４年ぶり。多部との再会も重なり「感慨深く、とてもうれしく思います。健康にも気を付けながら、とにかく楽しい現場を目指し、毎週みなさまにエンターテインメントを届けられるように頑張って参ります！」と燃えている。

　一方の多部も「『もう１５年も経つのか！』と時の早さに驚いていますし、二宮さんとの久しぶりの共演にドキドキしています。頑張ります！！」と気合十分。１５年前に切磋琢磨（せっさたくま）した２人だからこそ体現できる夫婦像を提示していく。