東出昌大、所属事務所と契約解消 事務所「これ以上共に歩くことはできない」【全文】

 俳優の東出昌大が所属事務所との専属契約を14日で解消した。同日、所属事務所がHPで発表した。

 所属事務所の発表文書によると、「2020年1月の東出昌大の不祥事以来、2年間にわたって、弊社はさまざまな問題に全力で対処してまいりました。そして、また、彼の俳優としての再生への道も模索してまいりました」と、2年前の不倫報道後も、サポートをしてきたと説明。

 だが、昨年秋にも女性問題が報道されたことで「昨年秋、東出の配慮に欠ける行動でその再生への道は頓挫いたしました」ともつづられ「その時、私たちが感じたものは怒りというよりも、徒労感と虚しさでした」とコメント。「そして熟慮の末に、これ以上共に歩くことはできないという結論に達しました」としている。

 東出は、不倫が原因で20年7月に女優の杏と離婚。昨年10月にはロケ先に女性を呼び寄せ3連泊していたことを週刊文春に報じられ、1月には事務所退所を一部で報じられていた。

 【以下、事務所全文】

 東出昌大についてお知らせいたします。

 弊社は2022年2月14日をもって 東出昌大との専属契約を解消いたします。

 2020年1月の東出昌大の不祥事以来2年間にわたって、弊社はさまざまな問題に

全力で対処してまいりました。

 そして、また、彼の俳優としての再生への道も模索してまいりました。

 真摯に1つ1つの作品を重ねてゆくことで東出昌大の俳優としての再生の可能性をいつか見つけられるかもしれないという思いでした。当然それは彼自身も同じ思いで進んでいるはずだと思っておりました。

 しかし昨年秋、東出の配慮に欠ける行動でその再生への道は頓挫いたしました。その時私たちが感じたものは怒りというよりも、徒労感と虚しさでした。そして熟慮の末に、これ以上共に歩くことはできないという結論に達しました。

 改めて東出昌大の作品の1つ1つを思い返しました。それらは東出にとっての宝であると同時に我々にとっても大切な足跡であります。

 それだけに今回の決断は苦渋の選択でありました。

 本日、専属契約は終了いたしますが、いくつかの未公開の作品もございます。東出昌大が大切なものは何かということを捉え直して再生への道を歩き出してほしいと思います。

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