尾野真千子「図々しくなりますからね」“息子”ら共演新人賞俳優に助言
女優の尾野真千子(40)が15日、都内で行われた第76回毎日映画コンクール表彰式に登壇した。「茜色に焼かれる」で女優主演賞を受賞。本作でスポニチグランプリ新人賞をW受賞した息子役の和田庵(16)、片山友希(25)に先輩女優としてアドバイスを送った。
2人の受賞を「私たちもがいたんです。母のようにうれしい」と笑顔で祝福。「無口でコミュニケーションが嫌いで、こういう所に立つとすぐ泣いて、うまいことも言えず帰る」新人女優時代を乗り越え、本作で数々の栄冠を獲得。「図々しくなりますからね。年々いろんな場所に連れていってもらって、いろんな人に出会って、図々しくなってこうなる」と助言を送った。
尾野は本作について、「代表作の一つになりました。コロナ禍を乗り越えて、3人で賞も取れた。それだけの人が見てくれた成果でもあるし、思いが伝わった。こんな幸せな気持ちになれる作品って今までなかったなと思います」と喜んだ。
他にも「護られなかた者たちへ」で男優主演賞を受賞した佐藤健、同作で女優助演賞を受賞した清原果耶らも登壇した。