鈴木大地氏、涙 パシュート転倒で号泣の高木菜那に「焦りもあったと思う」
元スポーツ庁長官でオリンピアンの鈴木大地氏が16日、フジテレビ系「めざまし8」に出演。北京五輪スピードスケート女子団体追い抜きで、日本の高木菜那が最後のコーナーで転倒し、泣きじゃくる姿を見て、鈴木氏も目に涙を浮かべる一幕があった。
番組では、銀メダルを獲得したスピードスケート女子団体追い抜きを取り上げた。決勝戦でカナダと戦った日本は終始リードしながらも、ラストのコーナーで高木菜がまさかの転倒。なんとか立て直し、ゴールしたが、涙があふれて止まらない。そんな姉にそっと寄り添う妹の美帆やチームメイトの佐藤綾乃らの姿にも感動の声が上がっていた。
このVTRを見終わった鈴木氏の目は完全に涙目。横にいた若狭勝弁護士も「私も、大地さんも、涙ぐみながら見ていました」と告白。谷原章介も「大地さんも涙されていました」と伝えた。
鈴木氏は「(勝負の世界は)厳しいですね」と切り出すと「前回チャンピオンのプレッシャーと、相手がカナダで、最後に伸ばしてくる。だんだん迫ってきて、最高潮にプレッシャーがかかったような状態、足はパンパンで3人目がゴールでゴールとなるんで、出なきゃという焦りもあったと思う」と高木菜の心情を理解。
「そういう中で、こういうアクシデントが起こってしまった。でも日本の美しさ、パシュートの面白さ、スリリングな感じが伝わった。ありがとうと言いたい」と最後まで感激の表情だった。