ノルディック最強選手 コース間違い金逃す コロナの悪影響、元五輪代表もあ然
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北京五輪で渡部暁斗が銅メダルを獲得した15日のノルディックスキー複合・ラージヒルで、W杯の複合では個人総合で3連覇中という現役最強選手、ノルウェーのヤールマグヌス・リーベルが8位に終わった。バンクーバー五輪複合団体に出場した加藤大平氏は、16日、リモート出演したTBS系「ひるおび」で原因の1つに新型コロナウイルスの影響を示唆した。
リーベルは飛躍で1位となり、2位に44秒の差をつけて距離をスタート。しかし、コースを間違えて引き返したためリードを失い、8位に終わっていた。
まさかの展開に加藤氏は「普通間違えないです。ぼくも間違えたことないです」と首をかしげた。通常は事前の練習で何度もコースを走るが、加藤氏はリーベルが北京入りする前にコロナに感染し、ノーマルヒルを欠場していた点に注目。「チームに合流したのもつい最近で」と実際にコースを走った本数が少ないと指摘した。それでも「試合前にウオーミングアップで走りますので、そこで、でも…普通は間違えないですね」とやはりありえないミスだと強調していた。