阿部寛コロナ禍に配慮 高アルコールお酒で“毒霧”「とんび」完成披露舞台あいさつ

 (左から)麻生久美子、安田顕、薬師丸ひろ子、阿部寛、北村匠海、杏、大島優子(撮影・伊藤笙子)
 (左から)麻生久美子、安田顕、薬師丸ひろ子、阿部寛、北村匠海、杏、大島優子(撮影・伊藤笙子)
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 俳優の阿部寛(57)が17日、都内で主演映画「とんび」(4月8日公開)の完成披露舞台あいさつを行った。

 直木賞作家・重松清氏の同名小説を原作に、不器用な父とその息子の姿を昭和から令和に渡り描く作品で、この日は阿部が居酒屋で酒を吹き出すシーンに話題が集中した。コロナ禍での撮影とあって、撮影用の水だと消毒が大変になるとの配慮から、持参した高アルコール度数のお酒を使用したという。

 阿部は「時期も時期だったので、90度くらいのお酒だったら少しは弱まるんじゃないかと思ってやりました」とニヤリ。息子役の北村匠海(24)は「お酒というか燃料みたいな度数で…。役者魂を見ました」と、驚きを隠せなかった。

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