長嶋一茂、ワリエワフリー演技で確信「彼女の意思でドーピングしたとは思えない」
元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が18日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、北京五輪のフィギュア女子で4位に沈んだカミラ・ワリエワのフリー演技について、改めて「彼女の意思でドーピングしたとは思えない」との考えを語った。
番組では北京五輪フィギュア女子のフリー演技を特集。ドーピング騒動の渦中にいたワリエワは、SPではトップだったが、フリーではジャンプなどをことごとく失敗し、結果4位に終わった。
一茂は「皆さんもそうだったと思うが、見ていられなかった」とワリエワに同情。「ぼくみたいなフィギュアを知らない人間でも、ショートを見て、フリーを見て、あれはないと…」と首を傾げた。
あまりにもボロボロだったワリエワの演技に「フリーを見た時に、彼女の意思でドーピングをしたとは思えない。手段を選ばず、ズルをしてでも金メダルを取ろうとするなら、こんな滑りには絶対になっていない」と改めて、ワリエワが自ら禁止薬物を摂取したのではないとの考えを示した。
そして「彼女がなんであんなコンディションで、あんなことになったのか理由を明らかにして、次回(の五輪)、ここでは彼女の堂々とした滑りを見たい。まだ19歳」と4年後に万全の状態での出場を願っていた。