高梨沙羅を励ましたドイツのお方が判明「胸が張り裂けそうに」Mr.サンデー伝える

 北京五輪・スキージャンプ混合団体で、スーツの規定違反により1回目失格となり、泣き崩れた高梨沙羅選手にそっと近寄り、慰めたドイツ関係者が判明した。20日、フジテレビ「Mr.サンデー」がドイツのスキージャンプチームの理学療法士の女性だったと伝えた。

 7日。口を押さえてしゃがみこみ、泣き崩れた高梨にそっと近づき、肩に手を添え、言葉をかけた後、ポケットからティッシュを取り出し、差し出した人がいた。公式ウェアからドイツ関係者であることだけは分かったが、ネット上で「せめてお名前だけでも教えていただけませんか?」などと、感動の思いが書き込まれるなど、大きな反響を呼んでいた。

 同番組が取材を行い、テレジア・シュスターさんだったことが判明。インタビューを申し込んだが「私は取材を受ける立場ではないです」と断られたという。そのかわりに、メッセージを寄せてくれたとし、紹介した。

 【以下、全文】

「あの日、選手のケアのために出入り口に立っていると、彼女がそこにいたのです。選手たちはみな、競技のために毎日精いっぱい戦っているので、誰かが泣いているのを見ると、胸が張り裂けそうになります。私は理学療法士として当然のことをしただけです。私達は紗羅が1日でも早く回復して元気になることを願っています」

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