大泉洋 「一番辛い役」 事故で妻子亡くした男の数奇な運命、熱演 映画「月の満ち欠け」

 俳優の大泉洋(48)が、映画「月の満ち欠け」(22年冬公開)に主演することが21日、分かった。作家・佐藤正午氏の直木賞受賞作を原作に、事故で妻子を亡くし、数奇な運命に巻き込まれていく主人公・小山内堅の28歳から55歳までを演じる難役となる。

 小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性・正木瑠璃役で有村架純(29)、正木瑠璃と許されざる恋に落ちる大学生役でSnow Manの目黒蓮(25)、小山内の妻役で柴咲コウ(40)が出演。目黒はソロ初の映画出演で、20歳から39歳までを演じる。

 撮影は21年11~12月に終えており、実際に10歳の女児を育てる大泉は「同じくらいの娘を持つ父親として、今まで演じた役で一番感情移入しやすく、それだけに、今まで演じてきた中で一番辛い役でした」と回顧した。

 メガホンをとる廣木隆一監督とは初タッグで「最後には、どこか希望を持たせてくれる不思議な作品だと思います。辛いのに、幸せな気持ちになる、そんな不思議な体験を是非味わっていただきたい」と期待した。

 脚本は映画「ビリギャル」「そして、バトンは渡された」などを手掛けた橋本裕志氏が担当。事故により悲しみにくれていた小山内が知る、壮大な愛の物語を豪華キャストで描いていく。

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