落語家の桂文枝が２２日、ブログを更新。２１日に岐阜で立川志の輔と行った「文枝・志の輔　春待ち二人会」について触れた。

　今春で５１年間、司会を務めたＡＢＣ・テレビ朝日系「新婚さんいらっしゃい！」を勇退する文枝と、２日に２７年の歴史に終止符を打ったＮＨＫ総合「ガッテン！」の司会を務めてきた志の輔。文枝は「お互いに長寿番組卒業についてちらっと話しました」と明かした。

　「お客様もその辺の話を聞きたかったと思いましたので」とした上で、「二人とも感謝の気持ちでいっぱいで、見ていただいたお客様、視聴者の皆様に対してとてもありがたかったと」と共通の思いだったという。

　文枝は「ガッテンで紹介されると商品がなくなると言う社会現象にもなりましたから、僕自身は残念だなあとは思いました」と志の輔を気遣った。

　また、別の投稿で「１９年、二人で２席ずつやってきました。よく続いたと思います。なかなか他の人ではこうはいかないのですが」とコメント。文枝は「志の輔師匠がとても前向きで、落語への愛着、ネタの多さ、それとやはり談志師匠の薫陶を受けて、面白さと聞かせどころをしっかり持っているのが素晴らしい」と後輩の芸を称えた。