大渋滞の朝ドラ、受けの「あさイチ」お休みにネットは悲鳴【ネタバレ】

 23日は祝日で、NHKの情報番組「あさイチ」はお休み。直前に放送されるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の朝ドラ受けが好評なため、過去とつながる場面が多いこの日の朝ドラ受けなしに、ネットでは悲鳴が飛び交った。

 この日の「カムカム-」は、掘り下げるポイントがたっぷりだった。二代目モモケン(尾上菊之助)が父の遺作「妖術七変化 隠れ里の決闘」を再映画化し、その敵役をオーディションで選ぶと発表。

 かつて敵役の小野寺左近役を演じたのは大部屋俳優で、ひなた(川栄李奈)を条映映画村に引き寄せた恩人・伴虚無蔵(松重豊)。大部屋から大抜てきされたものの、作品は「駄作」と酷評された。だが、ひなたの父・大月錠一郎(オダギリジョー)が観賞して感動し、一気に時代劇好きに。それがひなたにも影響し…と、大きな意味を持つ映画だ。

 虚無蔵にとっては自身が演じた役が募集されるという屈辱。だが自主稽古中の虚無蔵に、モモケンが「悪く思わないで下さいね、それじゃあ」と冷たく声を掛けて去って行く背中に、虚無蔵は「わしも受けますわ」と宣言する。

 その前には、黍之丞シリーズに出演していた美咲すみれ(安達祐実)の口から、なぜ虚無蔵が大抜てきを受けたのかが明かされ、それをたまたま聞いていた吉右衛門(堀部圭亮)が合点がいったと感動。自分は初代モモケンがデビューしたときに生まれたと話し始め、父が助産婦を呼びに行っているすきに店のラジオを盗んだヤツがいて、和菓子屋さんの子どものいたずらだったと説明。その和菓子屋は、ひなたの祖母・安子(上白石萌音)の実家で、“盗っ人”は安子の兄の算太(濱田岳)なのだが、思い出されてはいない。

 突っ込みどころ満載で、普段なら博多華丸大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが「何からいきましょうか」と、受けで盛り上がる内容。

 ネットでは「あぁ、今日に限って あさイチが無い」「今日は朝ドラ受け必要だぞ!!」「こんな大事な日に朝ドラ受けがないなんて!」「こんな色々また大渋滞してるときに 朝ドラ受けがないなんて」「今日みたいな日にこそ華大と奈穂ちゃんの“朝ドラ受け”が見たかったな…」「朝ドラ、もう訳がわからない上に朝ドラ受けもなく、只々カオス」などと悲鳴や嘆きのコメントが集まった。

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