大竹しのぶ5度目のピアフ「また新たな気持ちで」
女優の大竹しのぶが23日、東京・日比谷シアタークリエで行われた主演舞台「ピアフ」(24日~3月18日、同劇場)のゲネプロ&取材会に、共演の中河内雅貴、上原理生、竹内將人、山崎大輝と登壇した。
フランスの国民的歌手エディット・ピアフ(大竹)の愛に生きた生涯を描いた音楽劇で、2011年に日本初演され、4年ぶり5回目の待望の再演。「新たな演出もあるので、また新たな気持ちで、新鮮な気持ちでやりたい」と意気込んだ。
コロナ禍では初となる本公演。愛に生きるピアフを演じる上で苦労も多かったようで、「(共演者に)最初から愛されないと無理。無理やりにでも仲良くしました。普通はご飯から始まるけど(できないので)、いきなり『あなたが好きです、愛して』とピアフと同じように人間関係を作った。けれどもこんなに仲良くなれるしチームになれるんだと分かりました」とはにかんだ。
東京公演の後、3月25~28日、大阪・森ノ宮ピロティホールで、4月1~10日、福岡・博多座でも公演を行う。