２５日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では、ひなた（川栄李奈）が、オーディションを控える五十嵐（本郷奏多）のために練習した回転焼きをふるまう。ひなたの右手小指にはばんそうこうがはられており、必死の練習ぶりがうかがえたことから、ネットも「ああ、恋の始まり！」と盛り上がっている。

　この日の「カムカム－」では、「妖術七変化」の最終オーディションに残った五十嵐のために力になりたいひなたが、母・るい（深津絵里）を見て何かをひらめく。

　その後、回転焼き店に五十嵐がやってくるも、店にいたのはひなた。るいがいないため、帰ろうとすると、ひなたが必死に引き留める。五十嵐が「なんだよ？」と言うと、うまく言葉がでないひなたは「だから…。ええわ！あほ」と言ってしまう。すると店の奥からるいが出てきて「素直に言ったらええのに」とひなたに声かけ。

　るいは「ひなたが、五十嵐君に熱々の回転焼き、焼いてあげたいんやて。毎日帰ってから練習してた」と五十嵐に伝え、再び店の奥へ。２人きりになった五十嵐は恥ずかしそうに「熱々…１つ」と注文すると、ひなたは回転焼きを焼き始める。

　始めて出会ったときのような手際の悪さは全く見えず、慣れた手付きで回転焼きを焼いていくひなた。その手にはやけどの跡と、ばんそうこうが貼られていた…。「明日頑張って」と手渡すひなたへ、五十嵐は「ありがとう、これで頑張れる」と素直に受け取る。

　ひなたの必死の練習ぶりがうかがえるちょっとした描写だが、ファンはもちろん見逃さず。「ひなたの手に猛特訓のあとのばんそうこうとかやけどの跡あるの…愛じゃん！」「ひなたの手のばんそうこうが愛おしかったよ」「ひなたの手にカットバンと火傷跡があるのがリアル…めっちゃ練習したんやね」「あの不器用なひなたがどれだけ特訓したか…」などしみじみする声が上がっていた。