坂上忍「パラリンピックにロシア選手出していいの?」 間隙ついたウクライナ侵攻で
俳優の坂上忍が25日、フジテレビ系「バイキングMORE」に出演。ロシアのウクライナ侵攻に関連し、「パラリンピックにロシアの選手を出していいの?」と疑問を投げかけた。
番組ではロシアのウクライナ侵攻について詳報。この中で、坂上は「目線を変えて見ると、このタイミングってエグイんだよ」と、20日に閉幕した北京五輪と、3月4日開幕のパラリンピックの隙を狙ったかのように侵攻が行われたことについて指摘した。
さらに「選手に罪はない。これは僕だってそう思いますよ」と前置きした上で、「ロシアの国としては出られなくても、ロシア人であることは間違いなくて。こうなると、またバッハさん、IOCってなってっちゃうんですけど。(国ぐるみで)ドーピングだってあれだけやっておいて、ROCとしてなら出てもいいですよなんてムチャクチャなやり方をしてきたわけじゃないですか」と、これまでのIOCのロシアに対する甘い対応について批判。「今回、戦争となると、この国大丈夫なのかっていう目線で見たら、パラリンピック本当に出していいのって、僕は思いました」と、今回ばかりはROCとしても出場させるべきではないと力を込めた。
アンガールズの田中卓志も「ドーピング問題と一緒にしてはいけないとは思いますね。こんなことをしてて選手が出られるって、世界の秩序ってどうなのっていうレベル」と同調していた。