高橋一生「マネジャーの1人万歳三唱を聞けた」 第29回読売演劇大賞最優秀男優賞受賞
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俳優の高橋一生(49)が25日、東京・日比谷の帝国ホテルで行われた「第29回読売演劇大賞」の贈賞式に出席した。
高橋は主演舞台「フェイクスピア」での演技が高く評価され、「最優秀男優賞」を受賞。正装した高橋は笑顔でトロフィーをもらい、「このような賞をいただきまして、大変うれしく思います」とあいさつした。芸歴30年以上だが「自分の芝居というのは、賞とは縁遠いものではないかと。僕にとってこれから大きな指針になるのでは」と感激の面持ち。共演者全員の名前を列挙し、感謝した。
受賞決定は電話で知ったといい、「受話器越しにマネジャーの1人万歳三唱を聞けました。大きな声に受話器から耳を離しつつ、芝居をやってきて良かったと思った」と明かし、会場の笑いを誘った。
演技について「自分は『ともしび』のような芝居をしていきたい。(大変な世の中だが)頭を上げて、芝居にまい進して参りたい」と決意を新たにしていた。