ミヤネ屋識者 露軍事侵攻の裏にプーチン健康不安説「体力の衰え隠すため」別の理由も

 ロシア政治を専門とする筑波大の中村逸郎教授が28日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。ウクライナ侵攻の背景にプーチン大統領の健康不安説を指摘した。

 「プーチン大統領は70歳を目前にして、自分の体力の衰えを実感している。以前のように裸になって筋肉を見せたり、泳いだりというようなパフォーマンスの回数が少なくなってきている」と指摘。「強硬な外交政策というのは、自分の体力の衰えを隠すためと考えることもできる」と解説した。

 さらに昨年12月に、ドイツのメルケル前首相が引退したことも影響しているとみる。メルケル氏はプーチン大統領がKGB時代を過ごした東独出身で、プーチン大統領とはひざをつき合わせて話ができる存在で、長年、孤立するプーチン大統領と世界を橋渡しする役割を担っていたという。

 中村教授は「メルケルさんがいなくなったことで、欧州からどんどん孤立していくという恐怖心を(プーチン大統領は)持っている。もしメルケルさんが首相だったらこんなひどい状況にはならなかった」と想像した。

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