間寛平GM 「セカンドシアター」立ち上げで壮大プラン 審査員に「さんま、文枝、浜村淳」

 吉本新喜劇初のゼネラルマネジャー(GM)に就任したお笑い芸人の間寛平(72)が28日、大阪市内の吉本興業本社で「第一回 吉本新喜劇GM月例会見」を開いた。

 GMとして最初の仕事は「若手育成」。会見の冒頭、司会を務めた座員の西川忠志から、「吉本新喜劇セカンドシアター」の開催が発表された。現在、109人の劇団員のうち若手は「4割」。なんばグランド花月(NGK)の地下にある「YES THEATER」を新劇場としてオープンさせ、賞レースのファイナリストを育成していくという。

 寛平GMは「若手も出る場所がないと悩んでいる。光、チャンスを与えてあげようと、そういうことで作らせていただいた」と説明。まずは4月8日にこけら落とし公演を開催。9、10日には「寛平GM杯争奪 ネタバトル」を行うという。

 その後は隔週の金、土、日曜日に開催されるが、審査員を招いて賞レースも行う予定で「いま当たろうかと思うてるのが、明石家さんま、桂文枝…。思ってるだけですよ」と、ぼけて笑わせながらも「会うと、いつも『大丈夫か、にいやん』と言われる。無理を何でも聞いてくれるやつ。お願い事ばっかりしてる」と感謝。「年配の方で、すごくいろんな事に詳しいから、浜村淳さんも」と、次々に大御所の名前を挙げながらプランを描いた。

 また、4月2、3日に開催される吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」には、2日に分けて新喜劇メンバーを全員出演させることも明言。寛平GMは「島木譲二や昔、藤井(隆)君が出てきたようにね。『フォーー!』しか言えへんかってんやから。それが今度は(新婚さんいらっしゃい!の)司会でしょ。ああいうのを2、3人、育てないといかんのですよ」と、力強く抱負を語った。

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