間寛平GM 審査員にさんま&文枝プラン「吉本新喜劇セカンドシアター」立ち上げ

 月例会見で自身の構想を披露した間寛平GM(中央)。左は曽麻綾、右は西川忠志
 「第1回・吉本新喜劇GM月例会見」を開いた間寛平GM 
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 吉本新喜劇初のゼネラルマネジャー(GM)に就任したお笑い芸人の間寛平(72)が28日、大阪市内の同本社で「第一回 GM月例会見」を開いた。第2の藤井隆(49)、お笑いコンビ・錦鯉らの発掘を主眼に「吉本新喜劇セカンドシアター」の立ち上げを発表。定期的に開催予定の賞レースには明石家さんま(66)、桂文枝(78)、浜村淳(86)ら大御所を審査員に招く壮大な夢プランも披露した。

 記念すべき第一回の月例会見。吉本興業に初めて誕生した寛平GMは冒頭からぼけ倒した。「先月、就任しました。どうもGMなんです。(G)ジジイには(M)負けそう」。会見場に笑いが起こる中、壮大なプランの一端を明かした。

 GMとして最初の仕事は「若手育成」。司会を務めた西川忠志(53)が「吉本新喜劇セカンドシアター」の立ち上げを発表。なんばグランド花月(NGK)の地下にある「YES THEATER」を新劇場としてオープンさせ、賞レースのファイナリストを育成していくという。

 現在、109人の劇団員のうち若手は4割。寛平GMは「出る場所がないと悩んでいる。光、チャンスを与えてあげようと」と説明。4月8日にこけら落とし公演を行い、9、10日には「寛平GM杯争奪 ネタバトル」を開催する。その後は隔週の金、土、日曜日に企画ライブを行う。

 審査員を招いた賞レースも開催予定で「いま当たろうかと思うてるのが、明石家さんま、桂文枝…」。さらに浜村淳ら大御所の名前を挙げた。「思うてるだけですよ」ととぼけながらも「会うと、いつも『大丈夫か、にいやん』と言われる。無理を何でも聞いてくれるやつですから」とさんまとの絆の深さを明かした。

 目指すのは、お笑いから舞台、司会業まで幅広く活躍する藤井隆や「M-1グランプリ2021」で最年長王者になった錦鯉だ。「笑いはおもろいやつが勝ち。新喜劇の中にも埋もれているやつがいっぱいいる。ああいうのを2、3人、育てないといかんのです」と寛平GM。出てこい、若手芸人。スター発掘に心血を注いでいく。

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