武井壮会長、フェンシングW杯ロシア大会出場辞退に言及「憤りを感じている」
日本フェンシング協会会長でタレントの武井壮が1日、フジテレビ系「めざまし8」で、フェンシング日本代表がロシアで行われるワールドカップ団体戦の出場辞退を決めたことに言及。ロシア側のウクライナ侵攻に「憤りを感じている」と厳しい表情を浮かべた。
番組では、ロシアのウクライナ侵攻による影響はスポーツ界にも及んでいることを取り上げた。
武井が会長を務める日本フェンシング協会も、ロシアで開催されるワールドカップ女子エペ団体戦の出場を辞退。これについてコメントを求められた武井は「まずは選手たちの安全の確保を最優先にして、ロシアでの大会は中止、延期を求めつつ、団体戦の棄権を決めさせて頂きました」と説明した。
そして「スポーツの現場にもフェアな戦いを阻害される出来事になってしまったり、選手たちが未来を手にする戦いが阻害されてしまっていて…」と苦しい表情を浮かべ「本当に文化が発達して、IT、経済、宇宙開発とか様々なところで戦える世の中で、こんなおろかで劇的な方法でしか国益、豊かさを手に入れられないのか。憤りを感じている」と訴えていた。