三浦翔平、三浦春馬さんに“更生”してもらった「ごくせん」現場で見たプロの仕事
俳優の三浦翔平が6日、フジテレビ系「ボクらの時代」に出演し、2020年に亡くなった俳優・三浦春馬さんに“更生”された過去を明かした。
この日はミュージカル「カーテンズ」で共演する俳優・城田優、米本学仁(たかと)とのトーク。俳優になったきっかけを尋ねられた三浦は「その辺でちゃらんぽらんに生きてた」とし、高校を途中で退学したと明かした。その当時にエキストラのアルバイトをしており、アルバイト先の関係者が「ジュノンボーイって興味ある」と勧められてコンテストに応募したと明かした。
ジュノンボーイの最終選考まで残り、現在の所属事務所から声をかけられて芸能界入り。選考会が終わったのが11月で「(翌年の)3月から『ごくせん』(第3シリーズ)入るから」と告げられたという。
ほぼ素人状態で顔合わせに行くと、仰々しい雰囲気で「何かノリ違うな」と感じていた。不良生徒役の俳優たちはすでに目つきが鋭く、翔平も「何だコイツ」ととがっていたという。
その中で「感銘を受けた」のが三浦春馬さんだった。「(現場の)学校にいる中ではわちゃわちゃしてるんだけれども『本番』がかかると、急にスッと入っていくのを間近で見てて『あ、こいつすげぇな』って」とプロの仕事ぶりに驚いたという。さらに「『役者さんってこういう仕事なんだな』っていうのを受けて『ちゃんとやんなきゃいけない』っていうので」と自身の考え方も大きく変わったと明かした。
城田は「春馬が翔平を更生してくれたってことね」と苦笑い。三浦翔平は「役者というものを間近で見て『こうしなきゃいけないんだ』みたいなのを教えてもらったのかな」と感謝を込めて振り返った。