桂宮治、小学校は不登校児の意外な過去「とにかく家にいたかった」
落語家の桂宮治(45)が6日、日本テレビ系「おしゃれクリップ」に出演。笑点新メンバーで、明るさいっぱいに活躍中だが、保育園、小学校時代は不登校児だったという意外な過去を明かした。
この日のゲストの宮治はこれまでの人生の浮き沈みを折れ線グラフで紹介。最初のどん底は5歳から小学校までだった。
山崎育三郎から「不登校だったと?」と振られた宮治は「保育園、小学校と嫌で嫌で、母親に引きずられて行っていた」と苦笑い。不登校になった原因については「いじめられたとかではなく、家に単純に居たかった」と打ち明けた。
宮治は「姉3人と私は父親が違う」という境遇で「(姉とは)年が離れているので一緒に遊ぶ年齢じゃない。親も自営でお肉屋さん、ステーキハウス、スナックと、家にいるけどいない(ぐらい忙しい)。寂しくて、家にいれば家族に会えると。家族といたかった」と打ち明けた。
だが「中学1年で父と母が離婚」したことから「そうなると、登校拒否で母親に迷惑をかけちゃいけないと、中学になってからは学校に行くようになって。登校拒否のぼくが生徒会長になった」と振り返った。
その後、舞台に上がる仕事に憧れ18歳で劇団員になったが「驚くほど才能がないのが分かる。小劇場でチケットノルマもあるので借金まみれ、消費者金融に2、300万円あった」という。
だがその劇団の先輩から「むいてそう」と言われて始めたのがデパートなどでの実演販売。「それが天職だったのか、めちゃめちゃうまくいった」といい、一時は日給3万5000円にまで上り詰めたことも明かしていた。