フジ 日テレとドラマ同時間対決に「いろいろ熟考を重ねた」水10に間宮祥太朗主演
フジテレビ番組改編発表が7日、オンライン形式で行われた。
新たに午後水曜10枠にドラマ枠が設けられ、間宮祥太朗(28)主演の「ナンバMG5」がスタートする。フジテレビにとって月曜9時、月曜10時、木曜10時、土曜11時40分に続く5つめのドラマ枠となるが、中村部長は「コンセプトは、『ニューヒーロー』。男性俳優主演で、さまざまなタイプのヒーロー像をビビッドに描いていくドラマをラインアップしていきたい。よりコンセプチュアルにすることで(他の枠と)差別化を図り、若年視聴者層を意識して配信戦略にもかなう作品にしたい」と説明した。
また、「水10」は日本テレビのドラマ枠とも重なる時間帯で、あえての新設に、中村部長は「いろいろと熟考を重ねたうえで決めた。テーマのジャンルで差別化を図るということではなく、我々が描きたいニューヒーロー像を、疾走感あふれる作風で打ち出していくことを考えている。我々の目指すドラマをきっちりと作っていくだけ」と話した。
なお、同局の今春の改編のテーマは「目、新しい」。今春の番組改編率は全日帯(午前6時~午前0時)で22・4%で、計13本の新番組がスタートする。中村部長は「新番組13本というのは、7年ぶりの大改編となります」と話した。