９日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では、ひなた（川栄李奈）へ別れを切り出した五十嵐（本郷奏多）へ、錠一郎（オダギリジョー）が自分の過去を重ねて励ますシーンが描かれた。最後、五十嵐は部屋を出る錠一郎へ深々と一礼。一方のひなたも、気持ちを吹っ切るように五十嵐から買ってもらった風鈴を切りつけたことから、ネットでは本当に２人は別れてしまったのか？と騒然となっている。

　この日の「カムカム－」では、ひなたに別れを告げた五十嵐のもとに錠一郎がやってくる。てっきり責められるとおもった五十嵐だったが、錠一郎は優しく「ぼくもな、夢があったんや。若い頃」と切り出す。

　自身もトランペットが吹けなくなった時に、るいの前から消えようとしたことから「ぼくにはわかるんや。五十嵐君はひなたのことを大事に思ってる。そやからこそ、ひなたの前から消えるんやって。僕がるいの前から消えようとしたように…」と言い、五十嵐が選んだ道ならば「それが五十嵐君のひなたの道になる」と伝え、握手をして「じゃあね」と部屋を出て行く…。

　一方、自宅では泣き続けるひなたへ、るいが「Ｏｎ　Ｔｈｅ　Ｓｕｎｎｙ　Ｓｉｄｅ　ｏｆ　ｔｈｅ　ｓｔｒｅｅｔ」を歌って聞かせていた。るいはこの歌がひなたの名前の由来になったと伝え「（ひなたの道を歩けば）きっと人生は輝くよ」と優しく励ます。

　錠一郎を見送った五十嵐は深々と一礼。これは別れのあいさつなのか？一方のひなたも、おもちゃの刀で五十嵐から買ってもらった風鈴を切りつけるマネをする。これは五十嵐への気持ちを断ち切ったポーズなのか？

　「あさイチ」の博多華丸も、朝ドラ受けで「どっちなんですかね？（錠一郎は）続けろと言ってるのか？はっきりしないのよ、どっちともとれる」と困惑の表情。

　ネットも「うーーーーん解らん」「ひなたはどんな決意をしたのかなぁ。斬り捨てる所作はやはり侍、なにを斬り捨てたのかな」「えーちょっと、ひなたと五十嵐別れたん？やっぱ、来週はいよいよビリーの登場か？！」「風鈴を斬ったひなたは五十嵐への思いを断ち切ったの？？」「五十嵐ホントに辞めちゃうんかなー」「ひなたと五十嵐はなんとかなるのかな」など、２人はどんな“ひなたの道”を選んだのか、混乱する声も上がっていた。