「バイキング」ラスト地引き網クッキングはコロナ禍で形を変更 坂上も感謝感激
10日にフジテレビ系で放送された「バイキングMORE」では、かつての名物企画「サンドの地引き網クッキング」がコロナ禍の中、形を変えて復活した。
番組は3月いっぱいで終了することから、文字通り“ラスト地引き網”。サンドウィッチマンと坂上忍、伊藤利尋アナウンサーが東北をまわり、名産品や名所を回り、震災から11年の今を紹介した。
その中でやはり外せないのがサンドウィッチマンの名物企画の地引き網。レギュラーコーナーだったが、14年末で終了。その後、不定期で何度か復活していた。
そしていよいよ、本当に最後の地引き網クッキング。だが東北の浜は今、コロナの影響でどこも地引き網は行っていない状態。海岸にやってきたサンドと坂上を出迎えたのはたくさんのかかし。その後、地元の人たちが太鼓や踊りなど、距離をとった少人数で坂上らを歓迎した。
地引き網ができないことから、伊藤利尋アナが別場所で、竹の棒で海面をたたき、網に魚を追い込む「追い込み漁」を行いカレイを調達。番組でも何度も料理を披露した料理研究家の高城順子氏が「カレイがカレーで華麗に変身」料理を紹介した。高城氏も東京に戻らなければならないと、滞在時間わずか15分のドタバタの中、予定時間1分9秒オーバーで料理を完成させた。
坂上は普段はスタジオのため、初の地引き網クッキング現場。感想を聞かれ「こんなに大変なのを毎回やってもらってたなんて」と感謝しきりだった。