鈴木宗男氏「ウクライナも大事だが日本の国益はどうなのかも最重要」ロ報道官の発言引用
日本維新の会の鈴木宗男参議院議員が10日、公式ブログを新規投稿。「ウクライナのことも大事だが、日本の国益はどうなのかも最重要ではないか」と問いかけた。
宗男氏は、「ロシア外務省のザハロワ報道官は昨日、Sputnikというロシアのニュースサイトで『残念ながら、日本はこの西側のメインストリームに最も積極的な形で加わり、すべての指示を従順に遂行している』と指摘し、『彼らは見たところ、自分たちの国益に関してどれほど破壊的な行動を取っているかを単に理解していないようだ』と述べている」と国営メディア・スプートニクでの報道を紹介した。
その上で「予算委員会での政府側答弁に対する反応、打ち返しと受け止める。ウクライナのことも大事だが、日本の国益はどうなのかも最重要ではないか。国益に沿った知恵のある外交を期待してやまない」と問いかけた。
宗男氏は9日のブログでは「日本はロシアの非友好国となってしまった。ロシアの力による国家主権侵害は認められることではない。あわせてそこに至るまでの経緯を正しく考えることも解決の方法ではないか」とつづり、「プーチン大統領を個人制裁のリストに入れた。簡単に言うと『プーチンとは付き合わない』と日本からカードを切った訳だから、相手は『そうか、俺も付き合わない』となるのは当然である」とロシアに理解を示している。