ロシア軍包囲で死者1500人 マリウポリ、市民退避できず

 ロシア軍の包囲攻撃が12日間続き、人道危機が深刻なウクライナ南東部マリウポリでは「人道回廊」を通じた市民の退避が実現せず、市当局は11日、市民の死者が1582人に達したと発表した。ロシア軍は複数の都市で包囲網を狭めた。首都キエフ周辺では北西側に加え、北東側でも市の境界付近まで迫り、挟み撃ちにする構え。

 ウクライナ検察当局は12日、ロシアの侵攻により子ども79人が死亡、約100人が負傷したと発表した。700万人の子どもが学習の機会を奪われ、280以上の教育施設が損壊したという。

 11日の米国防総省高官の説明によると、キエフ北西側のロシア部隊は中心部から15キロの市境付近でにらみを利かせている。

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