「鎌倉殿」菅田義経、早くも頼朝と不穏 天才軍略も疎まれ孤立 ネット納得「後の対立予感」

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第10回「根拠なき自信」が13日、放送された。挙兵して鎌倉に入った源頼朝(大泉洋)のもとに駆けつけた弟・源義経(菅田将暉)が、後に平家を壊滅させた桁外れの軍略家の片鱗をみせるも、かなり難ある人物として描かれた。

 天真爛漫な性格で頼朝になついているようだが、頼朝に向かって、平泉を「こちら(鎌倉)とは比べものにならないほど美しい」と話し、苦笑する頼朝がいずれ鎌倉もと言うと「難しいんじゃないですか」と言い切るなど、空気が読めない様子。兄弟が集った場でも、兄源範頼(迫田孝也)に「そちらのは(母親は)遊女でしたよね」と。

 頼朝の妻・北条政子(小池栄子)に会う際には、部屋に飛び込んできて、「私は母と離れて育ち、姉妹もおりません。思い切り甘えてもよろしいのでしょうか」と聞き、突然、政子に膝で横になって膝をなではじめ、周囲を唖然とさせた。

 一方で、佐竹討伐では膠着時に戦況をみて、安全なおとり策や、奇襲を使って、背後の岩場から攻める作戦を考え、頼朝をうならせた。ただし、坂東武者たちへの態度は、実績がないままに怒鳴り散らすなど、不信を買う言動が目立った。

 ネット上も反応し、「軍事の天才だけれど 人望がなくて 孤立していくんよなぁ」「心の赴くままに行動しすぎ」「兄嫁に膝枕とかヤバい」「こりゃあ今後、頼朝と一波乱あるわ!というキャラ」「早くもみな義経を持て余して後の対立を予測させる」「すでに頼朝にやられる伏線」「菅田将暉義経、ますます怖くなってきましたね」「はやくも頼朝と義経が不穏な雰囲気」「もう既に頼朝に消されそうな感じがしちゃう」「疎まれるべくして疎まれる義経」と、後の兄弟の関係を暗示する演出に納得するコメントが相次いだ。

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