俳優の山田裕貴（３１）が１４日、都内で行われた、優秀なデジタル・コンテンツなどの制作者を表彰する「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’２１／第２７回ＡＭＤアワード」授賞式に出席した。

　漫画、テレビアニメ、実写映画で大ヒットを記録した「東京リベンジャーズ」が、「ＡＭＤ理事長賞」を受賞。映画で人気キャラクター・ドラケンこと龍宮寺堅を演じた山田は「まずは、原作を生み出してくださった和久井健さん、東京リベンジャーズに関わった全てのみなさまおめでとうございます」と祝福した。

　コロナ禍に見舞われた撮影を乗り越えた先の栄誉に、「ドラケンのセリフでもあるんですが、『下げる頭もってなくてもいい、人を想う心は持て』。このセリフのように、みんながみんなを思う気持ちが作品をここまで持ち上げたんだなと思います」と感慨深げ。「これからもこういった作品をたくさん。俳優として愛されるように前に進んで行けたらいいなと思います」と、さらなる飛躍の糧とすることを誓った。

　原作漫画は、累計５０００万部を突破する爆発的ヒットを記録。昨年７月に公開された実写映画においても、２０２１年トップの興行収入をたたき出し、実写および、アニメーションで大ヒットを記録した関係者の熱意、努力が高く評価された。