山陽新幹線 新大阪-岡山で開業50年
山陽新幹線の新大阪-岡山が開業から50年を迎え、JR西日本は15日、岡山駅(岡山市)で記念の式典を開いた。関係者が見守る中、駅長らが手を上げて合図し、午前9時27分発の東京行き「ひかり504号」が発車した。平島道孝岡山支社長は「安全に50年、移動を提供できた。これからも進化を続け、地域の発展に貢献したい」と話した。相生駅(兵庫県相生市)でも記念式典があった。
山陽新幹線は1964年の東海道新幹線開業に続き、72年3月15日に新大阪-岡山で開通した。75年3月に博多まで全線開通し、これまで延べ約30億人が利用した。2011年3月には九州新幹線の博多-鹿児島中央との直通運転も始まった。