プーチン氏とは早急に手を切れ 中国の政府系学者が文章公開
中国の政府系政治学者がウクライナ情勢を巡り、プーチン大統領と「早急に手を切る」よう習近平指導部に進言する文章を15日までに国外のサイトで公開。
中国の姿勢と異なる異例の発表をしたのは上海の共産党幹部養成機関の胡偉氏。短期決戦での勝利にプーチン氏は「失敗」し、ウクライナへの侵攻は「取り返しのつかない過ち」だと分析。「プーチン氏とひとくくりにされるわけにはいかない」などと主張した。中国では対ロ批判や反戦の言論は情報統制を受けており、この文章も国内で一時拡散されたが、検閲対象となった。