デフ・レパード 7年ぶりニューアルバムを5・27リリース

 7年ぶりにニューアルバムをリリースするデフ・レパード(C)Anton Corbijn
ニューアルバム「ダイアモンド・スター・ヘイローズ」
2枚

 全世界で3000万枚を売り上げたモンスターアルバム「ヒステリア」で知られ、ロックの殿堂入りも果たした英ハードロックバンド「デフ・レパード」が、7年ぶり12枚目のニューアルバム「ダイアモンド・スター・ヘイローズ」を5月27日にリリースすることが17日、分かった。

 バンドはこの2年間、本作を3カ国で同時にレコーディング。ジョー・エリオット(ボーカル)はアイルランド、リック・サヴェージ(ベース)は英国、リック・アレン(ドラムス)、フィル・コリン(ギター)、ヴィヴィアン・キャンベル(ギター)は米国にいたためで、全エネルギーを注ぎ込み、昔ながらの精神に今の熱意をミックスさせて全15曲の新曲を制作した。

 テーマ的には、バンドが最初に影響を受けたデヴィッド・ボウイ、T・レックス、モット・ザ・フープルらの方向性を追求。アルバムタイトルはT・レックスの代表曲「ゲット・イット・オン」の歌詞の一節だ。

 ゲストとして、女性では史上最多のグラミー受賞歴を誇るカントリー歌手/フィドル奏者のアリソン・クラウスが「ディス・ギター」「ライフレス」で歌声を聴かせ、ボウイと長く行動を共にしたピアニストのマイク・ガーソンが「グッドバイ・フォー・グッド・ディス・タイム」「エンジェルズ(キャント・ヘルプ・ユー・ナウ)」に参加している。

 バンドは先行して、ドライブのきいたギターと派手なドラム、高音ボーカルと特徴的なメロディーという、デフ・レパードのヒット曲の要素を全て備えた新曲「キック」を公開した。

 発売形態は1CDデラックスと1CDで、日本盤はそれぞれ異なるボーナストラックを2曲収録。一般特典としてジャケット柄のステッカー、タワーレコード特典としてクリアファイル、アマゾン特典としてメガジャケが先着で付く。

 また、6月16日にはモトリー・クルーと共に北米36都市を回るスタジアムツアーが米ジョージア州アトランタで開幕。ポイズンとジョーン・ジェットをゲストに迎え、ハードロックのレジェンド4組による円熟のステージを繰り広げる。

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