蓮舫氏「お粗末」に続き「総理、それは違う」対露人道支援を再び批判
立憲民主党の蓮舫参議院議員が19日、自身のツイッターを更新し、政府のロシアへの経済協力金について「総理、それは違う。」と批判した。今月17日の参院予算委員会での「お粗末」発言に続いて、ツイッターでも同じ項目で主張を繰り返した。
蓮舫氏は17日の参院予算委員会で、令和4年度の予算案に計上されているロシアの経済協力金について岸田文雄首相に質問。14日に首相が「人道支援が含まれている」と語ったことを問いただした。
経済協力金に、肥満予防医療プログラムが含まれていることについての質問に、岸田首相は「そうした問題も含めた医療支援と認識」しているとし、「今後の展開がどうなるか分からない状況で、この予算について修正を考えていないということであります」と説明した。蓮舫氏はこれに「いや~、お粗末ですね。あまりに考え方が違う」とあきれるように返していた。
19日のツイートでは「平成29年度の『協力プラン』に係る予算」を掲載。「日露医療協力推進事業(予防医療の啓発等)」は9・8億円となっている。
蓮舫氏は「外交案件の協力予算は継続性があり、予算案が通れば続けられます。」と説明。ロシアのウクライナ侵攻を受け全ての事業を止めるよう、進言したが、岸田首相は「ロシア人の肥満予防対策も人道的支援だから減額修正しないとの答弁」だったとし「総理、それは違う。」と17日に続いて批判した。