日本最大級のファッションの祭典「第３４回マイナビ　東京ガールズコレクション２０２２　ＳＰＲＩＮＧ／ＳＵＭＭＥＲ」が２１日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催され、２月に行われた「ＴＧＣオーディション」でグランプリに輝いた新沼凛空（りあ＝１４）が堂々のモデルデビューを飾った。

　同オーディショングランプリの副賞としてＴＧＣへの出演は決まっていたが、本番前日の２０日にオープニングの「ＴＧＣ　ＳＰＥＣＩＡＬ　ＣＯＬＬＥＣＴＩＯＮ」に抜てき。デビュー当日の新人がＴＧＣオープニングを飾ることは異例で、新沼自身も自宅の鏡でポージングのイメージトレーニングに励み、いざ本番へ向かった。

　トップバッターの中条あやみに続き、新沼は７番手で登場。カーキのジレに花柄ワンピース姿という春の装いでランウェイをクールにかっ歩し、観客から注目を集めた。出演後は本紙などの取材に「ステージに立てたことが嬉しくて緊張よりも楽しさが増した。８０点」と笑顔を咲かせた。

　１７１センチの長身が目を引く中学二年生。憧れの人である「中条あやみ」とデビュー日に同じステージで共演して「中条さんはすごくお顔が小さくて、オーラが違いました」と感化され、伸び盛りの身長とともに「中条さんみたいにモデルの分野でも演技の分野でも両立したい」と大きな成長を誓った。