14歳の新沼凛空 TGCで堂々のモデルデビュー、父は元DeNAの捕手・新沼慎二さん
日本最大級のファッションの祭典「東京ガールズコレクション 2022 SPRING/SUMMER」が21日、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われた。2月に開催された「TGCオーディション」でグランプリに輝いた新沼凛空(にいぬま・りあ=14)が堂々のモデルデビューを飾った。
元横浜DeNAベイスターズ捕手で、昨年まで1軍バッテリーコーチを務めた新沼慎二さん(42)を父に持つ中学2年生。凜々しい眉毛と171センチの長身は父親譲りだ。同オーディションのグランプリの副賞としてTGCへの出演は決まっていたが、本番前日の20日にオープニングステージに大抜てきされた。
デビュー当日の新人がTGCのオープニングを飾るのは異例。トップバッターの中条あやみ(25)に続き、7番手で登場した新沼は、カーキのジレに花柄ワンピースという春の装いでランウェイをクールにかっ歩し、観客の視線を集めた。
出演後に取材に応じた新沼は「ステージに立てたことがうれしくて、緊張よりも楽しさが増した。80点」と笑顔を満開にさせた。1カ月の猛特訓を経て、デビュー日に憧れの人という中条と同じステージで共演して「中条さんはすごくお顔が小さくて、オーラが違いました」と感化された様子。
伸び盛りの身長とともに「中条さんみたいにモデルと演技を両立したい」と“二刀流”で大きく成長することを誓った。