学生アナウンス大賞GPに中大2年生 副賞「めざましテレビ」リポーター
次世代のアナウンサーを発掘する「第2回学生アナウンス大賞」が24日、東京・台場のフジテレビで行われ、グランプリに中央大学2年の成實陽菜(なるみ・ひな)さん(20)が選ばれた。
フジテレビが運営する「アナトレ」の全面協力のもと、全国の大学・大学院生を対象にアナウンサーを目指すきっかけを与えるべく、昨年発足したコンテスト。1300人を超えるエントリーの中から選ばれた14人のファイナリストがこの日、最終スピーチを行い、成實さんが頂点に立った。
白いブラウスにネイビーのパンツスタイルでさっそうと登場した成實さんはスピーチで、大学では地球規模課題について考えるゼミに所属し、地球湯温暖化やジェンダー問題などについて日々議論していることを自己紹介。「私は、自分の声で正確な情報を多くの人に届けられるアナウンサーになりたい」と強い眼差しで語った。
受賞の瞬間は、「ここに今この場に立っているだけで信じられないんですが、素敵な賞を頂きありがとうございます」とやや緊張気味。「私のあこがれの三田友梨佳アナウンサーのように、明るく、そして正しい情報を自分の声で届けられる素敵なアナウンサーになりたいと思います」と改めて目標を口にした。
成實さんはグランプリの副賞として、「めざましテレビ」学生リポーターに就任する。このコンテストのMCを務めた「めざまし」メンバーのフジテレビ・藤本万梨乃アナウンサー(26)から、「一緒に頑張りましょうね」と激励の言葉を送られていた。