田中邦衛さん一周忌、ファンら50人が献花 「五郎の墓」設置を計画中
ドラマ「北の国から」の主人公黒板五郎役で知られ、昨年3月に死去した俳優田中邦衛さんの命日の24日、ロケ地の北海道富良野市で、一周忌に合わせた式典が開かれた。
式典には、ファンや関係者ら約50人が列を作り献花。脚本の倉本聰さんも出席し、「1年は早く、死んだという気がしない」と話した。また「けじめをつけるため」として、5月ごろに市内にあるロケ施設「五郎の石の家」に五郎の墓を設ける考えを明らかにした。
撮影に協力した地元住民らが有志の会を結成し、作中で五郎が廃材を使って建てて放送終了後も公開されている「拾って来た家」に献花台を設置。一周忌後も献花を受け付け、4月17日以降は「五郎の石の家」に移す。